エジプト:大統領府、青ナイル川水流の変更は、エジプトの割当水量に悪影響は与えない
2013年05月28日付 Al-Ahram 紙
■エジプト:大統領府、青ナイル川の水流の変更は、エジプトの割当水量に悪影響は与えない。
2013年5月28日『アル=アハラーム』
【カイロ:中東通信社】
大統領府の公式スポークスマンであるウマル・アーミル氏は、エチオピアが発表した青ナイル川の水流変更に関する決定は、エジプトに流入する水量になんら悪影響を及ぼさない、と述べた。そして、その変更は工学技術的な措置であり、単に水流の切り替え、もしくはその乾燥が行われるだけだと指摘した。
アーミル氏は、火曜日に大統領府の新官邸で行われた記者会見の中で、われわれは、この決定を当たり前の措置とみていると付言した。そして、エジプト、スーダン、エチオピアで構成される3カ国委員会があり、当委員会がこのテーマについて報告書を提出し、エチオピアが提出した調査書について協議する予定だと明らかにした。
続けて、この報告書は明日の木曜日に発行される予定であり、それについて見当が行われた後に、このテーマに対するエジプトの全体的な姿勢が発表される予定だと述べた。
(本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。)
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( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:30141 )