エジプト:外務省、エチオピア大使とコンタクトを取る
2013年05月29日付 Al-Ahram 紙
■エジプト:外務省、エチオピア大使に対してグランド・ルネッサンス・ダムへの対処で調整する必要性を強調
2013年5月29日『アル=アハラーム』
【本紙】
アフリカ担当副外務相のアリー・アル=ハフニー氏は、在カイロ・エチオピア大使のムハンマド・ダリール氏に対して、木曜日に外務省本部会合を行うことを呼びかけた。
同氏は、エジプトがグランド・ルネッサンス・ダムのアセスメント担当国際専門家委員会に関する報告書の発行を待っていると言及した。当委員会には、エジプト、スーダン、エチオピア、国際的な専門家集団が含まれている。
アリー・アル=ハフニー氏は、3カ国の間でさまざまな方法や助言を真摯(しんし)に取り入れる必要性を強調した。それらは3カ国が損害を被ることなく人民の利益を実現するようなやり方で行われるもので、この報告書の中で提言されるかもしれないものだ。
同様に、副外務相は、グランド・ルネッサンス・ダムへの対処に関する次の段階について、諮問と調整をすることが重要であると強調した。そのことは、現在まで国際専門家委員会の作業の中心であった積極的な協同の枠組みに従うものだ。
これと連関し、同氏はエジプトの利益を害さない、もしくはその割当水量に影響を与えないことするエチオピアの誓約について言及した。そして、これらの誓約を尊重すること、おとびその実質的な解釈の重要性を強調した。
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( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:30142 )