イスタンブル、カズルチェシュメのAKP集会に100万人集結
2013年06月16日付 Zaman 紙


■陸路と海路でカズルチェシュメへ行った。

公正発展党がイスタンブルで行う「国民の意思への敬意」集会への参加を希望する市民が、陸路、海路でカズルチェシュメになだれこんでいる。多数の市民は、船やフェリーでカズルチェシュメへ移動する一方、集会会場につながる道路はほとんど封鎖された。車から降りて集会会場まで歩いた市民は、「集会がどこであろうと歩く。首相のために私たちは犠牲になる」と述べた。公正発展党がイスタンブルで催す「国民の意思への敬意」という集会に何十万もの人々が参加している。集会に参加した市民は、陸路と海路でカズルチェシュメへなだれこんだ。イスタンブルのアジア側からの多くの船が公正発展党支持者を運ぶために一日中動いていた。船でゼイティンブルヌの海岸に来た市民たちは、興味深い行動をとっていた。海の何隻かの船では、市民がバーベキューをして楽しい時間を過ごしていたのだ。集会の場所に陸路で行こうとした人々はというと、長蛇の列をなしていた。カズルチェシュメに抜ける道路は交通が完全にストップした。E-6ワタン通りにつながる道でも市民が車から降りて集会会場まで歩いていた。長い道を歩くことを余儀なくされた市民は、「どこであろうと私たちは歩く。首相のために私たちは犠牲になる」と話した。トラックの荷台に乗り込み集会会場まで行こうとしていたグループも注意を引いた。

■カズルチェシュメで興味深いプラカード

公正発展党がカズルチェシュメで行った「国民の意思への敬意」という集会で興味深いプラカードが興味を引いた。エルドアン首相を支持するプラカードの中には「大きなハンマー(バルヨズ)でもあなたは壊れなかったのだから、鍋やフライパンで壊せるわけがない」「鍋とフライパンでお腹の革命を起こすのみでしょう」「私たちは疲弊させない」といった プラカードを掲げる一方、「タイイプ・エルドアン」のマスクをつけた市民も興味深い光景を生んでいた。

■公正発展党支持者はカズルチェシュメになだれこんだ。

公正発展党によって行われた2回目の「国民の意思への敬意」という集会が、カザルチェシュメ広場で行われている。広場での集会に何十万もの人々が押し寄せている。参加者は陸路と海路で集会会場へやってきている。会場に到着した人々は、歌に合わせて楽しいひと時をすごしている。トルコ国旗や公正発展党の党旗を手に、会場にいる人たちは、エルドアンを待ち続けている。会場では時々、「やれ、やれ、呻け。ならず者は、よく聞け」というスローガンが叫ばれた。集会会場では反トルコの放送を行っている海外のテレビチャンネルに対してもスローガンが叫ばれた。

<中略>

■公正発展党の集会に大きな注目

公正発展党がカズルチェシュメで行う集会に多くの人々がおしよせている。ある人は自分の車で、ある人は海路で集会会場まで来た。会場に来た人々に、帽子、旗、弁当が配られている。公正発展党は、アンカラで行われた集会後にカズルチェシュメで2度目の集会を行う。集会へはイスタンブルからも県外からも多くの人々が参加する。集会に参加する人々は、集会会場の入り口で党の職員による出迎えを受けている。職員は、参加者に対して帽子と旗と弁当箱を配っている。集会参加者は、首相支持を表明するためにこの場所に来たと説明した。ブルサから来た一人の市民は、「タイイプをなんどきも孤立させない。墓場まで私たちはついていく。現在、私たちはとても緊張している。タイイプ、国、ムスリムへの愛情でここに来た」という表現を使った。

■カズルチェシュメにフェリーで駆け付けた

公正発展党の党コジャエリ県支部は、カズルチェシュメでの「国民の意思への敬意」集会にフェリーで来た。公正発展党コジャエリ県支部は、今晩6時にゼイティンブルヌのカズルチェシュメで行われる「国民の意思への敬意」集会に参加するために、フェリーを確保した。党員らはエルドアン首相が市民に向けて演説する集会に参加するため、早朝、イズミット・マリナ・フェリー乗り場に来た。コジャエリ広域市所有の「アタテュルク」号に乗った公正発展党党員らは、船の出発時間を緊張しながら待っている一方、船では乗客のために食べ物も用意された。船に乗っていた若者から年寄りまで約600人が12時30分に、沿岸にいる人々に手を振りながらゼイティブルヌへの旅に出た。

■爆発物の捜索が行われた。

公正発展党は本日18時にカズルチェシュメ広場で行われる集会の準備を続けている。集会会場に大きなスピーカーやクレーンを用いて設置された。公正発展党の旗で飾り立てられた集会会場では、警察も安全対策のために爆発物の捜索を行った。爆発物処理班は、レジェップ・タイイプ・エルドアンがカズルチェシュメ広場での演説を行う舞台とその周辺で特殊な訓練を受けた警察犬とともに爆発物の捜索を行った。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:30462 )