AKPイスタンブル集会への公共交通機関提供疑惑、イスタンブル広域市否定
2013年06月17日付 Milliyet 紙
イスタンブル広域市は、カズルチェシュメで行われた公正発展党(AKP)集会の参加者を送迎したİETT(イスタンブル電鉄トラムヴァイ・テュネル運行局)に関して、そのバスやフェリーの利用料は支払われていると発表した。
イスタンブル広域市は、İETTのバスやフェリーが、カズルチェシュメで開かれた公正発展党集会に〔集会参加者を〕無料で送迎したという報道を否定。フェリーやバスは、明確な利用料を支払ってチャーターされたと述べた。
イスタンブル広域市はこれに関し、次の内容の文章を発表した。
「ソーシャルメディアやインターネットサイトで、İETTのバスや市内定期運航フェリーがカズルチェシュメまで乗客を運んだことに関する根拠のない情報が出回っています。イスタンブル市内の公共交通機関では本日、統一学力試験の受験者を除き、いかなる無料運行も行っておりません。
カズルチェシュメにある集会会場まで乗客を運んだバスは、利用料と引き換えにİETTから貸し出されたものです。
また、市内定期運行フェリー3隻ですが、これも公正発展党が集会のために料金を支払って借り上げました。支払いのない契約だったなどということはでたらめです。イスタンブル広域市の協力企業「イスタンブル・コンクリート製造株式会社(İSTON)」の社員が集会に出席するために申請書を提出〔してバスなどをチャーター〕したという事実が知られていないのです。また社員に集会参加の命令や指示が出されたということもありません。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:30473 )