「#(クルド問題)解決策よ、がんばれ」、今度は政府が利用―リジェ事件受け
2013年06月28日付 Hurriyet 紙

公正発展党(AKP)の副党首であり同党のスポークスマンでもありヒュセイン・チェリキ議員は、リジェで起きた事件に関して発言した。

リジェで起きた事件が悲劇的であったと話したチェリキ副党首は、以下のように述べた。「誰もが非常に悲しみました。リジェから私に連絡をくれた親戚の一人で、私が信頼をよせる人物が事件について説明してくれました。衝突の最中では火炎瓶が飛び交い、軍は空に向けて発砲したそうです。抗議運動を行った人々に神の慈悲をお祈りします。一部の人々が解決策を妨害しようとしています。解決策が取られ始めて以降、約17回の事件が発生しています。われわれの推測では、PKKが関与できない解決策に反対するグループ、あるいは他のグループの存在が疑われています。これらのグループはPKKのメンバーにとってもダメージとなります。ディヤルバクルでは15ヶ所の軍警察駐屯地の再建が決定されました。要望があれば新たに駐屯地を建設することもできます。

今回の事件が、もし、この事件が、なにか意図的なものだったなら―軍曹や兵卒に責任があるのかもしれませんが―、意図的にやったら、こうなることを知っていながら、誤りを犯したなら、彼らに、そんなことをする権限はありません(当然、罰せられます)。平和民主党(BDP)の盟友たちに呼びかけます。組織に対して良識的な呼びかけを行うよう願います。外に出て抗議運動に参加するよう呼びかけることは正しくないと信じています。それは解決策にダメージを与えます。AKPにダメージを与えようと考えている人々は、自身の未来並びに子どもたちの未来にダメージを与えているのです。」また、ハベル・チュルクTVにおいてこの件に関してコメントしたチェリキ副党首は、良識的な呼びかけを行いつつ「みな同じ船に乗っています。解決策を守らなければなりません。解決策が守られなければ、血や憎しみと抗うことになるのです」と話した。

■伝説のスローガンを使った呼びかけ

今回の事件で、政府は、ゲィ公園運動によって記憶に刻まれた伝説的なスローガンを利用した。ヒュセイン・チェリキAKP副党首は、このスローガン(「~よ、がんばれ」)をツイッターで用いてハッシュタグを使用し「われわれも『#解決策よ、がんばれ』と言います」とツイートした。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:30607 )