農業協会長、ラマザンを理由に食料品の値上げはやめるべき
2013年06月30日付 Milliyet 紙
トルコ農業協会イブラヒム・イェトキン会長は、肉類、乳製品、豆類、青果製品に対して断食月を理由に行われる値上げは、全く妥当ではないと述べ、食品の投機的な価格上昇について警鐘を鳴らした。
肉類の価格が最近10%上昇したことも投機的現象だと述べたイェトキン会長は、他の分野の状況について次のようにまとめた。
「昨年6200万トンだった世界の豆類の生産は、2013年わずかに落ち込むことが予想されます。トルコでは、2012年6月と2013年6月の間で、乾燥インゲン豆で30%、オスマジュク産の米で30%、挽き割り小麦で20%、赤レンズ豆で15%、ひよこ豆で5%の値上げが行われました。さらに豆類の総生産は去年と比べて、天候条件により増産は見込まれておらず、このためトルコでは大幅な価格変動を要する状況ではありません。」
イェトキン会長は、トルコでは、気候条件が良好な傾向をみせており、野菜について畑作物がシーズンに入ったことに触れ、季節的理由で価格が下がる時期に入ったと述べた。
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( 翻訳者:小川まどか )
( 記事ID:30624 )