サウジアラビア発表、ラマダーンは7月10日から
2013年07月09日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア、ラマダーンを水曜日と発表

2013年7月9日『ハヤート』

【リヤド:本紙】

サウジアラビア王宮府は昨日(8日)月曜日の夕刻のラマダーンの新月が観測されなかったことを発表し、それに従い火曜日が、第8月(シャアバーン月)の最終日とみなし、明日(水曜日)より聖なるラマダーンが始まることを発表した。そして同府は次の声明を出した。

以下最高裁判所から受け取ったものである。最高裁はアッ=タイフ県の夏季の本部においてイスラーム歴1434年第8月(シャアバーン月)29日月曜日の夕刻に会議を開催した。これはイスラーム歴1434年のラマダーン月の新月の観測に関し、複数の裁判所からの返答を検討するためのものである。

最高裁のイスラム歴1434年8月3日の決定第47号に基づいて、最高裁がこの件およびその調査に関して述べられた結果を吟味し、同歴1434年のシャアバーン月の始まりをウンム・アル=クラ—暦に従い1434年8月1日月曜日として、最高裁は以下の決定を下した。それは1434年8月29日付第48号の決定である。

アッラーをたたえ、預言者ムハンマドとその家族、教友に平和とご加護あれ。1434年第8月(シャアバーン月)29日に聖ラマダーンの新月の観測がなされなかったことを踏まえ、預言者彼の上に平安あれ、の言に従い「観測した時に断食し、観測した時に断食を解く、もし(新月が)確認できなければ、第8月(シャアバーン月)は30日間とする」。

そのため最高裁は、西暦2013年7月9日火曜日がシャアバーン月の最終日であり、西暦2013年7月10日水曜日からが1434年のラマダーン月になる事を決定した。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:佐々木このみ )
( 記事ID:30750 )