国会、閉会に
2013年07月14日付 Radikal 紙


トルコ大国民議会は、第24期第3立法年を終えた。2013年10月1日まで国会は休みに入った。

トルコ大国民議会が最後に承認した法案は、汎ヨーロッパ・地中海優先基本法に関する地域協定承認の批准についての法案だった。法案に関して発言した共和人民党(CHP)所属トゥンジェリ県選出の国会議員カメル・ゲンチ氏は、自身が圧力を受けており、誰にもされないような侮辱が自身に向けてなされていると主張した。
ゲンチ氏は、「なぜなら私はこの国民の、団結と一体性の味方であり、不正や国民から略奪する者、裏切者、委託において不正を行う者と私は戦っている。彼らに対抗すると、あなたたちは私を侮辱し、攻撃している。私はこの壇上で自身が安全だと感じていない」と述べた。
ゲンチ氏はまず、トルコ大国民議会のサドゥク・ヤクト副議長が失礼な振る舞いをしたと指摘し、「神にお任せします」と言った。ヤクト副議長はゲンチ氏に、「私もあなたを裁判所にお任せした」と返答した。

■美容師から給仕まですべての人に感謝

立法年が終わったことに関して感謝のスピーチを行ったトルコ大国民議会のヤクト副議長は、議論を要する、または意見の一致が求められる、一部の重要な法案の審議を総会で実現させたと話した。
ヤクト副議長は、重要な法案が承認され、監査が行われたとし、「議長として、すべての国会議員に、政府への貢献に感謝する。我々の仕事を、立法、行政、技術業務で支え、行政機関の官房や長官に、国会で支持と支援を保障した、法と諸決定に関連する省庁の職員や立法の専門家、速記者や管理部門の技術スタッフ、護衛や相談員、秘書、警備員、食堂の従業員、お茶汲み、給仕、運転手、清掃員、男女の美容師、国会記者、国会テレビのスタッフ、そしてすべての国会勤務者に感謝する」と話した。

全員に健康で、安息に満ちた休暇を願ったヤクト副議長は、国会外で活動を続ける人たちにも成功を願った。
公正発展党のアフメト・アイドゥン会派副代表、共和人民党のエンギン・アルタイ会派副代表、民族主義者行動党のオクタイ・ヴラル会派副代表、平和民主党のペルヴィン・ブルダン会派副代表は、一人ずつ感謝のスピーチを行い、新しい立法年に関して抱負を述べた。

「もう誰にも言うことはない」と冗談を言ったヤクト副議長は、発言を望む議員がいるかいないか尋ねた。
ヤクト副議長は国会を2013年10月1日に再開するとして閉会した。
立法年が終わった後、国会議員はお互いに、そして議長席のメンバーと握手し、別れを告げた。ヤクト副議長は、向かいのバルコニーにいたカメラマンの要請を受け、手を振ってポーズを決めた。

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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:30813 )