地方選挙まで8か月となり政党間での選挙協力が話題になり始めている。タラフ紙は昨日の記事で、CHP(共和人民党)とMHP(民族主義者行動党)がイスタンブル、アンカラ、イズミルで選挙協力をするするとの見方を示した。
イスタンブルとイズミルではCHPの候補者が、アンカラではMHPの候補者が支援を得ると見込まれている。昨日2政党のスポークスマンもこれに言及した。CHP副党首で党のスポークスマンであるハルク・コチ氏は2014年の地方選挙でMHPと選挙協力することに青信号を灯した。コチ氏は「国民の1人ハルク・コチとして、今の状況を前にして、この非情な政権構造を後退させるためできることは何でもやる気でいる。一国民の意識として、テレビで我々を観ている多くの方々がこれに共感していると感じている。一国民としてそういった方々に私の気持ちを話している。政党の責任者という立場ではまだそのような論議または考えに至っていない」と述べた。
一方、MHP副党首セミフ・ヤルチュン氏はこういった見方を否定している。MHPの組織内ではこのような話し合いはされていないと述べ、「わが党にそういった提案は来ていない。MHPもCHPや他の党へこの意味でのいかなる提案もしていない。MHPがCHPと協力することは話題にも上らない。いかなる時もありえない」と話した。
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( 翻訳者:小野里ゆみ )
( 記事ID:30850 )