シリア:「国民連合」の会議延期、ジャルバー議長は「信託基金」の合意に調印予定
2013年07月30日付 al-Hayat 紙


■「シリア国民連合」の会議は来月半ばに延期、ジャルバー議長はベルリンで「信託基金」の合意に調印する

2013年7月30日『ハヤート』

【ロンドン:本紙】

シリア反体制派の情報筋は昨日(29日)本紙に対し、反体制派の「シリア国民連合」の総合委員会会議が来月の8月半ばに延期され、同連合のジャルバー議長はアラブ諸国への巡遊および国際的巡遊を終わらせたと述べた。同議長の巡遊には、ドーハ訪問、および今日(30日)行われるカタールのタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー新首長との会合が含まれている。

同情報筋は、ジャルバー議長のカタール訪問の重要性について述べた。その重要性とは、政治的支援の強化におけるもの、そしてカタール政府に近しいムスタファー・サッバーグ氏が党首選挙に敗れた後の同連合内の諸勢力全体の統一におけるものである。

一方「シリア国民連合」の政治委員会のメンバーで同連合のドイツ代表であるムワッファク・ニーラビーア氏は本紙に対し、ジャルバー議長はイード・アル=フィトル後にベルリンを訪問する予定であると述べた。また同氏は、同議長は訪問の間に信託基金に関する合意文書に調印するだろうと述べた。この信託基金は「シリアの友連絡グループ」の事務総局がドイツとアラブ首長国連邦の管理の下、その創設に働きかけたものである。この信託基金は、同グループの加盟諸国が提供する支援の主要なチャンネルを形成するだろう。

19名のメンバーから成る同政治委員会が、イスタンブールでの設立以来二回目となる会議を数日後に開催することは(前もって)決定していた。この会議は、来月(8月)の3日または4日に行われる総合委員会の会議に先立って行われることになっていた。情報筋は、協議の後、その会議を「シリア国民連合」の使節団が巡遊を終えた後に開催することへの合意がなされたと明らかにした。巡遊先には、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エジプト、フランス、国連本部、カタールが含まれた。

(後略)

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( 翻訳者:辰巳新 )
( 記事ID:31001 )