サウジアラビア:男女間の不和を防ぐため、マスジド・アル=ハラームに900人の女性ガイド
2013年07月30日付 al-Hayat 紙
■サウジアラビア:男女間の摩擦を防ぐため、メッカのアル=ハラム・モスクに900人の女性監理員
2013年7月30日『アル=ハヤート』
【メッカ:本紙】
ラマダーン月の間、900人以上の季節を限った公認女性監理員によって女性用礼拝堂関係の一般管理部の計画が実行された。これはモスク内での振る舞いをフォローアップするためのものである。それと同時に、女性用礼拝堂の女性監理者関係ユニット事務局は、男性の監理員との競合に配慮して、ヒジャーブの着用を必須とする注意を行なっている
女性用礼拝堂監理者関係ユニット事務局長のアーデル・ビン・アブドゥッラー・アル=ハムダーン氏は、同ユニットは宗教科学の資格を持つ数名の女性ガイドを通じて、ラマダーン月の間、その計画を実践したと説明した。それらは、アル=ハラム・モスクへの女性参拝者に対し、参拝の際に慣行すべきマナーと、一部の宗教法学上の事柄に関する意識や女性参拝者用のスポットに関する案内、またアル=ハラム・モスクでの数項目の助言、ガイド、信仰への非強制的な勧誘を目的としている。
また、以下のことも説明した。クルアーン部局には、女性用礼拝堂内のコーラン保管庫の監理する女性監理人が存在し、書庫を整理し、準備すること、また入場関係部局にも女性監理員がおり、女性用礼拝堂への女性参拝者の入場の際に、鞄を持つ者、その他のものを持つ者に対し、女性礼拝堂の複数の広場にある専用のロッカーに預けるよう案内などを行うこと、また清掃部局の女性監理員は女性礼拝堂や女子トイレの清掃員の監理を行い、広場部局の女性監理員は女性用の礼拝堂内での女性参拝者の列の整理を行う。
(後略)
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
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( 翻訳者:山名結子 )
( 記事ID:31014 )