CHPクルチダルオール党首「首相の大統領選出、なし」―日経インタビュー
2013年08月02日付 Milliyet 紙


CHP(共和人民党)党首のケマル・クルチダルオールは、ゲズィ・デモによりレジェプ・タイイプ・エルドアン首相が大統領になる機会を逸したと述べた。

日本の日経新聞のインタビューに答えたクルチダルオール党首は、CHPは、若者が行ったデモや、若者たちが直面している不当な扱い、法を逸脱した状況において、彼らをサポートすると主張した。「私たちの党への投票率も上昇していると考えている」と述べたクルチダルオール党首は、「我が党の青年部のメンバーを、多くの公園に集結させ、政治的対話をおこなうフォーラム(討論会)に送り、言葉で表現された考えを聴いた。若者たちは政治に新しい方向性を与え、若さを注ぎ込むことを望んでいる」と語った。

大統領システムに関する質問にクルチダルオール党首は、「政権与党のAKP(公正発展党)は単独で憲法を変えることはできない。このような政治力はない。ゲズィのデモや示威行動により首相も大統領になる機会を失った。警察はデモ対を押さえつける際に、5人が命を落とし、首相が大きな勢いを失う理由となり、国内外でこの状態が認知されている」と述べた。

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( 翻訳者:藤田昌弘 )
( 記事ID:31062 )