ホワイトハウス、イランとの話し合いの用意を表明
2013年08月07日付 Jam-e Jam 紙

 ホワイトハウス報道官は、「アメリカ政府はイランとの二国間、あるいは多国間協議を行う用意がある」と述べた。

 イラン学生通信によると、月曜日にワシントンで行われた記者会見でのフィリップ・ジェイ・カーニー米大統領報道官の発言として、ノーボスチ通信がこれを伝えた。

 アメリカはこれまでにも、イランとの二国間協議の用意を表明したことがあったが、しかし我が国は、両国の関係正常化はアメリカのイランに対する振る舞いが行動として是正されるかどうかにかかっているとのスタンスをとってきた。アメリカの〔議会などの〕機関が対イラン制裁の強化にこだわっていることを考えるならば、アメリカの態度はイラン側が求めるものとは大きく隔たっているように思われる。

 ジェイ・カーニー報道官は記者会見で、日曜日に行われたイランのハサン・ロウハーニー新大統領の宣誓式について触れ、「われわれは5+1グループの枠組みでも、あるいは二国間でも、イランと協議を行う用意がある」と述べた。

 ホワイトハウスは日曜日にも、大統領宣誓式を受けて声明を発表し、「もしこの新政権が国際的な責務を履行し、この問題の平和的解決の道を探ることに対して、根本的かつ真摯な協力姿勢を選択するならば、〔イラン核問題の平和的解決に〕強い決意をもったパートナーをアメリカで得ることになるだろう」と表明している。



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


関連記事(ハーメネイー最高指導者「国の最優先課題は経済と科学の進歩」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31124 )