アヴジュ教育相、「国民の間でイマーム・ハティプ高校への需要は高い」
2013年08月13日付 Hurriyet 紙
ナビ・アヴジュ国民教育大臣は会見の中で「国民はイマーム・ハティプ高校を必要としている」と発言した。さらに予備校教師たちの国民教育システムへの統合も明らかにした。アヴジュ大臣はこの会見で次のように語った。
「2月28日プロセスにおいて不当に扱われた教師たちが、再び働き始めることになる。人数はまだ明確ではない。どのような形であれ、その期間に不当に教職を解かれたと考えるあらゆる人々に応募する権利がある。包括改正法は不当に扱われている教師たちが戻るための基礎を作り上げた。」
■高校登録の割り当て
「世論では間違った認識が広がっている。『皆の第一希望はアナドル高校であって、アナドル高校に行けない生徒が職業高校かイマーム・ハティプ高校へ行かなければならない』というものだ。だがこういった事実はない。すべての生徒がアナドル高校を第一志望校としているわけではない。職業高校やイマーム・ハティプ高校はアナドル高校に合格できなかった生徒たちが行くための学校ではない。」
■「国民はイマーム・ハティプ高校を必要としている」
「多くの生徒とその家族は、職業高校とイマーム・ハティプ高校を第一志望としている。国民はイマーム・ハティプ高校を強く望んでいる。特にイマーム・ハティプ女子高校の要望は大きい。通信制の高校も必要とされている。こうした改革がなされることによって子供を学校に行かせることを承諾する親もいるのだ。」
■学力判定試験(SBS)の代替試験はなし
「今年生徒たちが受けた試験はまだ採点中であり、採点ミスがないよう確認作業をしている。学力判定試験(SBS)の代わりに新しい試験を実施することは考えていない。すでに学校で実施されている試験を国民教育省(MEB)が管理していくつもりだ。」
■予備校はどうなる
「予備校に関する議論は現在問題ではない。「国民教育省(MEB)の大臣が代わり、新大臣は予備校の閉鎖を決定した」というようなことはない。首相も3年間何度もこの噂を否定してきた。これはは閉鎖なき変革なのだ。もはや予備校はたった一度の試験のためだけの機関ではなく、教育機関に改編しようと取り組んでいるところだ。1月には予備校の登録が始まる。焦る必要はない、私が発表を行った日から予備校の登録は開始される。
登録を済ませた生徒たちは2014年6月まで学び続けることになる。故に予備校に登録した生徒たちはすでに2014年6月分までの学費を支払い、授業を受け始めている。予備校に関する変革プログラムを実現させるためには法改正が必要だ。だが法改正が可能となるのは国会開会後だ。省として単独で実現できることではない。
だがそうなれば予備校は私立学校になってしまう。2014-2015教育年度以降適用されることになる。我々のもとに寄せられた要望は「時間がほしい」というものだった。首相が最初の発表を行った日から3年が過ぎた。おそらくこのまま4年目も過ぎることになるだろう。
すでに主要な機関は変革へと踏み出している。小規模な機関は一つにまとめられ、同じように変革が実現されるだろう。」
■予備校教師たちは国民教育システムへ
「さらに別の奨励策も考えている。不動産やローンの審査を軽くすることなどだ。予備校で現在働いている教師たちを国民教育システムに組み込むための準備も進めている。生徒・保護者・経営者の三者にとってwin-win-winとなるようなシステムを構築し、問題を解決しようと努めている。」
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( 翻訳者:白鳥夏美 )
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