■イラクは同地にいる多くのヨルダン囚人を解放する見込み
【アンマン：AFP】
昨日金曜（16日）ヨルダン外務省は、イラク政府が大統領命令に基づき同国で投獄されているヨルダン人多数を釈放すると発表した。第一リストには8人の投獄者が含まれている。
ヨルダン国営通信社「ぺトラ」が外務省報道官サバーフ・ラーフィイーの発言として伝えたところによれば「駐イラク・ヨルダン大使は、イラク大統領官房長官を通じ、第一リストにある8人のヨルダン人受刑者を釈放せよとの大統領命令にフダイル・フザーイー副大統領が署名したとの知らせをうけた」。同報道官はまた「この案件はイラク法務大臣に託され、釈放手続きを続行するため同大臣から（法務省）矯正局に託されるだろう」と付け加えた。
先の6月、外務、法務、内務各省の代表を含むヨルダン使節団がバグダードを訪問し、ヨルダン人受刑者問題に関してイラク外務ならびに法務両大臣その他多くの幹部と協議した。その協議では、受刑者らの釈放を保証し彼らがヨルダンで残りの刑期を送るための移送に関する問題も取り扱われた。
また5月末にはヨルダンのアブドゥッラー・ナスール首相が、イラクのヨルダン人受刑者は近いうちに移送され国内で刑期を満了すると明言した。同首相によればこの案件は「最終段階に達しており、あとは時間と手続の問題を残すのみである」。
（後略）
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（ 翻訳者:谷山ひかる ）
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