子供を乱暴し殺害した男2人に死刑判決
2013年08月20日付 Mardomsalari 紙
処刑までのカウントダウンが始まった。2人の子供を乱暴し、殺害した罪で、二人の悪魔は間もなく、絞首台に上る。
ニュータウンの〔テヘラン州〕バハーレスターン市、特に同市のソルターンアーバード地区を、自らの犯罪行為によって恐怖に陥れた二人の男、モルタザーとマンスール。自身、彼らも子供時代に陵辱された経験をもつ。彼らは1週間に1人子供を殺すことで、子供時代のコンプレックスを鎮めようとしたのであった。
メフル通信の報道によると、マンスールとモルタザーは昨年末〔=2012年3月中旬頃〕、二人の子供を殺害した容疑で逮捕された。彼らはテヘラン州刑事裁判所第113号法廷での裁判で、2度のキサース刑、2度の死刑、及び禁錮刑の判決が下り、この判決は1週間と経たずに〔最高裁で〕支持された。
われわれは二人の殺人鬼に、裁判所にてインタビューを行った。彼らは時に涙を見せたが、間もなく自身の「生のノート」が閉じられることになるのを覚悟した様子だった。
彼らはちょっとした盗みや麻薬使用といったところから自らの犯罪歴を開始したが、しかしある夜、殺人という重大犯罪に手を染める決意をし、その翌週、2人目の犠牲者を殺害した。
自己紹介を。
モルタザー、30歳。
麻薬中毒なの?
ああ、覚醒剤をやってる。
前科はあるの?
ああ、麻薬〔使用〕と子供の金〔のアクセサリ〕を盗んだ容疑で逮捕されたことがある。
どうして子供を殺したの?
知らないよ!
警察発表によると、1週間に一人、男の子を殺す予定だったんだってね。この犯罪計画は誰が立てたの?
マンスールが立てた。彼は仕事のことで、ある子供の父親とケンカして、だから復讐に、その子供にイタズラしようって持ちかけてきたんだ。おやつで男の子を誘惑して、人気のない場所でその子に〔性的な〕暴行をした。その後、石で子供の頭を殴ったんだ。数日後、別の子供を誘惑した。
マンスールとはどうして知り合ったの?
しばらく前、ある場所で一緒に〔肉体系の〕仕事をして、友達になった。
取り調べでは、自分もレイプの被害者だと主張したそうだね。それは本当?
ああ、子供の頃、3〜4回〔性的な〕暴行を受けたよ。
訴えなかったの?
ああ、訴えなかった。レイプ犯が誰なのか、分からなかった。
どのようにして逮捕されたの?
水のホースを盗んだら、警官に捕まった。女の子から金〔のアクセサリ〕を盗んだ前科があったので、疑われた。自白せざるを得なかった。
自分のしたこと、後悔してる?
すごく後悔してるよ。オレはマンスールに騙されたんだ。子供たちが生きていて、事件の本質を〔裁判で〕言ってくれたら〔死刑は免れたはずだ〕。
死は恐くないの?
恐いさ。
自己紹介を。
マンスール、29歳。
容疑を認める?
いいや。モルタザーが子供たちを誘拐したんだ。その後で、オレのことを取り調べで犯罪者に仕立てたんだ。
君は彼と共犯じゃなかったの?
共犯したさ。でも、俺はモルタザーに騙されたんだ。
君も〔性的〕暴行の被害者だったんだって?
ああ、仕事のボスからだ。
訴えた?
いいや!そのことを父さんにも言ったけど、でも〔お前を暴行したのは〕お前の職場のボスだ、訴えたくないと言ったんだ。訴えたら、オレがクビになるのを、父さんは恐れたんだ。
前科はあるの?
麻薬〔の使用〕の容疑で。それ以外はない。もちろん、〔殺人容疑で〕逮捕されたときは、きれいだった〔=麻薬はやってなかった〕。
刑罰が何なのか、分かってる?
死刑になるんだ。
死は恐くない?
すっごく恐いさ。死にたくないよ。
子供たちを殺そうとしたとき、子供たちは命乞いしなかったの?
‥‥(無言)
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
( 記事ID:31238 )