賃料が最も高いのはエセンテペ、最も低いのはカヴァジュク。
イスタンブルではオフィスの賃料が2013年第二四半期に比べ平均5％の上昇を見せた。最高値はエセンテペである一方、最低値はカヴァジュク地区となっている。

アナアトリア通信がREIDINの「オフィス賃貸指標」から集めた情報によると、2013年第二四半期にイスタンブル全体のオフィス賃貸価格は高価格帯では5.75%、低価格帯では3.59%上昇した。
指標の開始時期となる2009年第一四半期から現在までの、イスタンブル全体の高価格帯及び低価格帯における賃料変化を見ると、低価格帯オフィスプロジェクトの賃貸価格は、高価格帯オフィスプロジェクトのものに比べ約2倍以上の増加を示していた。4年半で高価格帯は7.16%の上昇を見せる一方で、低価格帯では14.53%上昇している。

ここ1ヶ月の上昇と共に賃貸価格はここ4年半でも最高値となった。2013年第二四半期のデータによると、イスタンブル全体のオフィス賃料は高価格帯で28.85ドル、低価格帯では17.36ドルとなっている。
オフィス市場を地域ごとに調査したところ、2013年第二四半期のデータによると、最も賃料が高いのは、高価格、低価格帯ともエセンテペで41.02ドルと28.63ドルとなっており、カヴァジュクの低価格帯の10.28ドルが最低価格となっている。
高額賃料を示す地区を順に並べると、エセンテペ、ベシクタシ、シシュリ、レヴェント地区となる。

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:釘田遼香 ）
（ 記事ID:31242 )