イスタンブルの新集会会場、イェニカプ埋め立て地準備中
2013年09月27日付 Milliyet 紙
イェニカプで51万8000㎡の海を埋め立て作る集会会場の建設は最終段階にさしかかった。広場の建設を2014年3月に行われる地方選挙の前に完了させるため、集中工事が行われている。
イスタンブルのサマティヤからイェニカプ港まで伸びる海岸部で海を埋め立ててつくられる集会場の建設が終わりにさしかかった。4月に工事が始まった10万人収容の広場の建設では、その95パーセントが終わった。「イスタンブル大都市集会場」という名前のつけられた巨大な集会場の建設であるが、数日前に埋め立て工事は終了した。海中にある岩の取り除きで始まり、続いてトラック何千台分もの資材が埋め立てられてつくられる広場の最終調整がすでに行われている。広場を覆う舗装のための資材搬入が始まったと話す建設責任者たちは、10月にはいったら埋め立て地の舗装化作業に着手すると述べた。また、広場は地方選挙の行われる2014年3月までには完成するとし、昼夜を問わず急ピッチの工事を進めていることを話した。
■51万8000平方メートルを埋め立て
イェニカプの海岸における51万8000㎡の埋め立ては、計71万5000㎡の大きさの広場での集会や展示、コンサートといった多くのイベントを可能にする。100万人収容の広場とその周辺に約3000台収容の駐車場ができる。71万5000㎡のうち45万㎡が緑化される予定で、公園として利用される。広場にはひとつのステージ、救急・事務・警備のための各オフィス、カフェ、売店、レストランや展示場に加え、木でできたベンチ、障害者用の座席といったものもできる。広場の下には250万人分の汚水が処理される「新バイオロジー美化装置」が設置される。
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( 翻訳者:飯野純平 )
( 記事ID:31541 )