テヘランで密売医薬品、100トン以上見つかる
2013年10月01日付 Mardomsalari 紙
【事件部】日曜日に大テヘラン刑事警察が行ったオペレーションで、100トンにも及ぶ密売の医薬品が差し押さえられ、複数の密売人が特定・逮捕された。
ホセイン・サージェディーニヤー司令官はこのように発表した上で、さらに「大テヘラン刑事警察商品密輸撲滅局の捜査官らは日曜日、警察によるオペレーションにより、100トンもの密売医薬品を発見し、複数の密売人を逮捕することに成功した」と述べた。
サージェディーニヤー司令官は、「これらの医薬品の大部分は、患者や一般市民が必要とする医薬品だった」と強調した上で、「見つかった医薬品の中には、注目に値するほどの量のサプリメントや滋養強壮剤、化粧品や衛生用品も見られた」と述べた。
首都警察長官は、これらの医薬品のなかには、国内で作られ、基準に満たない環境下で退蔵・保管されていたものもあったとした上で、「医薬品の密売人らは、これらの医薬品を国中にばらまこうとしていたが、幸いなことに、そうしたことが行われる前に、刑事警察の捜査官らによって未遂の終わり、逮捕された」と述べた。
同氏はまた、「発見された医薬品の中には外国製のものもあった。これらは価格の点から調査が必要だが、しかし初期の捜査では、これらの医薬品を輸入するのにかなりの量の外貨が用いられたようだ」と述べた。
大テヘラン治安維持軍司令官は最後に、「見つかった医薬品の大部分は基準に満たないものばかりで、消費者の使用に耐えるものではなかった。もちろん、このことについては保険省の専門調査官による調査が必要だ」と述べた。
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( 翻訳者:8410105 )
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