レバノン:ヒズブッラー副書記長が3月14日勢力を批判
2013年10月10日付 al-Hayat 紙
■カースィム氏、3月14日勢力に「自分たちに有利な展開を期待するな」
【ベイルート:本紙】
「ヒズブッラー」のナイーム・カースィム副書記長は次のように述べた。「われわれは3月14日勢力のために、国の機関によって国家を停止させることにおける彼らの成功を記録する。彼らは、域内の変革と湾岸からの命令を待つことで組閣を妨げている」「ウンマ運動」からの使節団を迎えた同氏は、次のように付け加えた。「彼らがどんなに彼ら以外に嫌疑を投げかけようと試みても、誰もが次のことを知っている。つまり、われわれの要求は、条件なしで包括的な愛国的政府である。そして、彼らの要求は既成事実の政府、もしくは一つの色の政府、もしくは偽りの生命に覆われている政府であり、それは適用不可能な要請である。可能であれば彼らは行うだろうが、しかし彼らは決定を下す議会で多数を形成しないし、私たちの国の他の諸勢力との協力なしに決定することはできない」
同氏は次のように続けた。「われわれは彼らに言おう。『人々と国家をあわれみなさい、そして、包括的な政府と国家の問題のために協力すべく手を伸ばしなさい。というのは、中東地域とその地域の問題は冷凍庫の中で固まってしまっているからだ。この状況下で自分たちの利益が肯定的に発展するのを待つならば、あなたがたは長い危機の冷凍庫に入りこう着状態に陥るだろう。この様な立場をとることにより、あなたがたは国家を停滞させたことについてのすべての責任を負う』」
カースィム氏は、宗派的な不和とそれを唆す者たちに今も昔も対抗している優れたウラマーたちへ心からのあいさつを送った。なぜなら、彼らは団結と連帯によりイスラームの教えを流布しているからである。不和を退け、イスラーム的愛国的団結を強化するために我々が一丸となって努力を続ける限り、イスラーム共同体の敵たちはその目的を実現することができない。これは経験によって証明されていることである。
あらゆる状況において、団結の声は気高く強固で人道的であり、人々に肯定的な影響を与える力を持っている。分離と不和の声については、人間性と道徳に欠けており、また憎むべきであり、非難されるべきであり、生かしておくに値しない。
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( 翻訳者:細谷文乃 )
( 記事ID:31744 )