エジプト:コプト教会襲撃事件
2013年10月22日付 al-Hayat紙

■エジプト:ワッラーク地区での教会襲撃、コプト教徒への襲撃が再び表面化

【カイロ:ムハンマド・サラーフ】

2名の武装した者がカイロ近郊の教会に仕掛けた襲撃は、コプト教徒を狙った作戦をエジプトにおける暴力の光景に全面に再び引き戻した。この襲撃では、4名が死亡した。またコプト教徒に対する襲撃は、去る7月にムハンマド・ムルスィー前大統領が解任された直後に広がっていた。

貧しいワッラーク地区にある「聖母マリア教会」での結婚の招待客が外に出る際の発砲で、招待客の男性1名、年配の女性1名、子ども2名が死亡し、17人が負傷した。

目撃者及び治安機関の情報筋によると、おととい(20日)の夕方、覆面した2人の人物がバイクに乗って現れ、教会の前で1分間ほど停車していたが、結婚式から招待客が退出し他の客が入ろうとした瞬間、犯人のうち1人がマシンガンで無差別に発砲した。覆面の両名は、逃亡する前に教会の門の前に集まっていた多数の者を死傷させた。

武装した2人は、貧しいワッラーク地区にある、警備員が一人もいない教会を(襲撃対象に)選んだ。ワッラーク地区では、解任されたムハンマド・ムルスィー大統領を支持する武装した者らが、8月14日に地区の警察署を破壊していた。警察署の破壊は、去る8月の半ばにラービア・アダウィーヤとナフダの両広場で、ムスリム同胞団の支持者の抗議行動が鎮圧されたのと同時に行われた。また、治安機関の情報筋はハヤート紙にて以下のように語っている。「初動調査は、今回の襲撃がテロであることを示している。特に、犯罪者共は相互に無関係の2つの集団が(教会から)出てくるところを無差別に発砲した」「攻撃行動と関わりがあるとされる5人を逮捕した」

警察は教会付近のナイル河沿岸道路(コルニーシュ)に複数の検問所を設置し、襲撃現場を封鎖した。襲撃現場には、検察の捜査班が訪れた。また数千人が、テロを非難するシュプレヒコールの中で昨日(21日)の犠牲者を弔った。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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(翻訳者:法化図祐典)
(記事ID:31752)