メッカにあるイラン人向けの病院の院長は、3名の巡礼者が巡礼を終えた後に死亡したことを明らかにした。
モスタファー・ナーデリー氏はメッカ巡礼の儀式が終わったことに触れ、「昨夜は巡礼者全員、それぞれのホテルに宿泊した。彼らの状態は全般的に良好で、昨年よりも好ましいと言える。ただし、巡礼による疲労やプレッシャーが原因で、一部の巡礼者に過度な負担がかかり、結果的に、残念なことに昨夜から本日にかけて、3名の巡礼者が就寝中に亡くなった。そのうち、2名は男性、1名は女性だった」と述べた。
同氏はさらに、「亡くなった巡礼者らと旅を共にしていた人たちが目を覚ましたときには、彼らはすでに息を引き取っており、医師らの緊急措置も実を結ばなかった。残念なことに、〔亡くなった人たちのような〕中高年の人たちは、老年期にある人たちよりも自分の抱えている病気に対する意識が低く、そのために〔巡礼のようなハードなことをすると〕命の危険に晒されてしまう傾向にある」と付け加えた。
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( 翻訳者:白糸台国際問題研究所 )
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