エジプト:カイロでの教会銃撃事件
2013年10月27日付 Al-Ahram紙


■教会での悲劇の光景 運命が数瞬前に死から新郎新婦を救う
■襲撃の背後に4人のタクフィール主義者

【カイロ:ハーニ・バラカート】

内務省の治安機関は、ワッラークの教会での事件の容疑者特定に成功した。犯人は4人のジハード主義者で、犯行前に教会を監視し、5回の下見を重ねていたことがわかった。彼等は事件当日に6組の結婚式が行われることを確認し、犯行への決意を固めた。

(襲撃された)コルニューシュ通り沿いにあり、そのことが犯行を容易にした。容疑者らは、犯行後にギーザ地区北方の過激派が住む地区の住居内に潜伏した。中央安全保障機関と公安警察は、総合治安局の将校の支援を受けてその場所を捜索し、容疑者にたどりついた。現在容疑者らは、特別国家治安局から厳しい取り調べを受けている。

容疑者は数日前に起きたテロ事件に関与したグループと関係があるとみられる。また今般の容疑者の拘束は、おととい(25日)にシャルキーヤ県で、テロ作戦に使用された対空ミサイルと複数のRPGが押収されたことと関連している。内務省は、数時間以内に容疑者、共犯者、逃走を支援した者の逮捕を発表する予定である。

ワッラークの聖母マリア教会での事件によって、新しい生活を夢見ていた新郎新婦には苦々しさが残り、目の当たりにした光景は深い悲しみとなった。それは結婚式が行われなかったからではなく、親族や隣人が事件の犠牲となったからである。人生最大の幸福な日になるはずが、残りの人生にずっと付きまとう悪夢に代わってしまった。彼らは、この結婚式で白い服が血にまみれて亡くなってしまったマルヤムという少女を忘れられないだろう。多くの人々が深い悲しみに暮れている。彼女はまるで、ムスリムとキリスト教徒を区別しない邪悪な手によって、祝福の日に自分が殺される理由は何か、と言っているかのようだ。マルヤムの両親は心痛に泣き叫び、娘の葬儀もできなかった。マルヤムの両親は、病院のベッドで半死半生の状態であり、犯人らは、幸せの絶頂でこの家族を殺そうとしたかのようだった。

(後略)

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(翻訳者:細貝友香)
(記事ID:31808)