AKP所属の国会議員がスカーフを着用してトルコ大国民議会(TBMM)に登院した後、注目は閣議に集まった。AKP内部と国会では、今や最初のスカーフ着用大臣は誰になるか議論となっている。
タラフ紙のヒュセイン・オザイ記者の記事によると、アンカラ(政府)の舞台裏では、9月から10月中に行われる予定であった内閣刷新が「スカーフ着用の大臣計画」を理由に延期されているという。これによると、巡礼後にスカーフの着用を始めた4人の議員によりTBMMにおける「スカーフ危機」を解決したAKPは、スカーフ着用の大臣に関する問題を公的に全て解決しようと計画している。
先日、(公務員の)服装規定が変更され公的機関におけるスカーフ着用が解禁された。しかし、いくつかの公的機関ではいまだにこの件において問題が生じている。これを解決するために、 内閣でスカーフを着用した大臣の登用が打開策として打ち出された。
この内閣刷新で、スカーフを着用するジャナン・ジャンデミル・チェリキ議員(ブルサ選出)を合わせて5名となったスカーフ着用の国会議員の中から1名が大臣として登用される。このようにしてスカーフ問題は公的に大きく解決することになるだろう。
これまでに、AKPのセヴデ・ベヤズト・カチャル議員、ヌルジャン・ダルブダク議員、ギョニュル・シャフクルベイ議員、ギュライ・サマンジュ議員がTBMM本議会にスカーフを着用して登院した。
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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:31961 )