ビュレント・アルンチ副首相は、リュトゥフィ・クルダル展示会議場で行われた第一回トルコ子供メディア会議の後、記者の質問に答えた。「政界で仲が悪い政治家はいますか?」との質問に「今はいません」と応えた。
アルンチ副首相は、「長年にわたり政治に関わっています。もう活発に政治活動をすることに終止符を打つべきだと感じています。私以外にこのようなことを言う政治家はいませんが、政治家は誰でも、活発な政治活動に終止符を打つか、しばらくの間政治から離れる必要があると考えています」と述べた。
■引退宣言
政治生活のなかで自分の子供たちに十分配慮しなかったと述べるアルンチ副首相は、「しかし、今は孫もできて、子供たちがどれだけ成長し、どれだけ賢い行動をするようになったかを見ると、より気がつくのです。活発な政治活動に終止符を打ち、より多くの時間を彼らに費やそうと思います」と話した。週末のディヤルバクル訪問について質問を受けたアルンチ副首相は、「うまくいけば、ディヤルバクルでの日程に参加します。首相の招待もあります」と述べた。
■首相を批判
エルドアン首相とアルンチ副首相は、最近「学生寮」について意見の食い違いがあった。アルンチ副首相は、トルコ国営放送(TRT)チュルクにおいて放送された番組でエルドアン首相を批判した。
■アルンチ副首相の批判に満ちたインタビュー
アルンチ副首相は、以下の表現を使った。「首相との間の矛盾の原因は私ではありません。私はただの大臣ではないのです。私には特別な責任があります。私が壊れてしまってはいけません。誰かの叩かれ役になることも望みません。首相に親友、兄弟として言いたいです。我々2人の発言の矛盾は首相に正していただきたいと。」アルンチ副首相は、公正発展党(AKP)が火曜に国会で行ったグループ会議に出席しなかった。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:31982 )