CHP、イスタンブル市長候補はムスタファ・サルギュル
2013年12月03日付 Radikal 紙


アメリカを訪問中の共和人民党(CHP)党首、ケマル・クルチダルオールは、イスタンブル市長選の候補者がムスタファ・サルギュル氏になると話した。

ヴァタン紙イルハン・タヌル記者の記事によれば、共和人民党党首ケマル・クルチダルオールは日曜夜、共和人民党在ワシントン代表部が正式に開設されることを受け、代表部が開催したレセプションに参加した。彼はこのレセプションにおいて初めて、ムスタファ・サンギュルがイスタンブル市長になると話した。クルチダルオール党首は質問に「イスタンブル市長選の候補者は確定しています。ムスタファ・サンダル氏が来週おそらく立候補するでしょう。そうでない場合今月中に候補者を発表します。」と述べた。

党首はこれに続き、ウォールストリートジャーナル誌のインタビューを受け、その際記者に対し「もし私たちが与党であったのなら、あの危機を起こさせはしなかった」という返答をしたと伝えられている。クルチダルオール党首はまた、ヴァタン紙ルシェン・チャクル記者らが取り囲んだ際、ヴァタン紙の質問に答えた。彼は、ゲズィ運動の目的として以下のように話した。
「ワシントンには、私たちは(あの事態で生じた)溝を埋めるためにやってきました。この訪問が一定の時間を経て行われたことは認識しています」
クルチダルオール党首はまた、講演やワシントン訪問で「ゲズィ抵抗運動の意義」を強調し、この訪問も、世界各都市の歴訪のように、新しい共和人民党を紹介する目的があると話した。党首は、レセプションにおいて来客とともに姿を現した際、短い会見を行った。彼は「新しい共和人民党は世界をさらによく知ろうと努める党」としてワシントンにやってきたと述べ、加えて自身の党を十分に知ってもらえていないことは明白であり、この問題を解決する目的があると話した。

駆け足訪問

上記の会談以外に、クルチダルオール党首の4日間のワシントン訪問では、多忙さが目を引いた。月曜日夜はアメリカ合衆国議会にあるトルコ友好グループの来賓としてレセプションみ参加し、水曜日朝はアメリカ・トルコ協議会の朝食付き会議に参加する。ワシントンにあるトルコ人協会との会合も行う予定であるクルチダルオール党首は、火曜日はほぼ一日アメリカ連邦議会で過ごす。ここで連邦議会のエリック・ケンター議員、エド・ウィットフィールド議員との面会の他、民主党議会議員と夕食会を行う。水曜日はというとアメリカ・トルコ協議会において朝食付き会議を行い、トルコ人記者と会見を行った後、水曜日午後にワシントンを立つ。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:池田桃香 )
( 記事ID:32151 )