10〜49歳のイラン人のうち300万人は字が読めず:男女格差は解消
2013年11月27日付 Mardomsalari 紙
識字教育運動機構長官によれば、イランの人口の10〜49歳にあたる人々のうち、およそ345万6千人が文盲である。
アリー・バーゲルザーデ同長官は、イラン学生通信(ISNA)のインタビューに対して、国の識字教育の状況に触れ、次のように述べた。
最新の国勢調査(イラン暦1390年[2011年3月~2012年2月にあたる])によるとイラン人口の14.6%は読み書きができないと答えており、971万9千人がこれにあたる。
教育省次官でもあるザーゲルザーデ氏によれば、識字教育運動の対象である10〜49歳の人々の中では、イランの全人口の6.8%に相当する345万6千人が文盲である。さらに同氏は、識字人口が最も多いのは、マーザンダラーン、テヘラン 、ブーシェフル、ガズヴィーン、イスファハーンの各州であると指摘し、こう述べた。
識字率が最も低いのはスィースターン・バルーチェスターン州、西アーゼルバイジャン州、ケルマーン州、北ホラーサーン州、コルデスターン(クルディスターン)州である。
識字教育運動機構長官によれば、現在では、都市部と農村部、また、男女間での識字統計の格差は著しく減少した。同長官は、この問題は教育の公正によるものであると述べた。
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( 翻訳者:8411100 )
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