■ガザの若者は独自の方法でヴァン・ダムに応答する！

【本紙：マフムード・ガザイヤル】

アラブ世界を揺さぶる政治的・経済的危機の下で、市民は2つの選択肢の前に立っている：起こっていることに対し沈黙するか、それとも行動し、「反応」するか。

パレスチナのガザ地区の若者は、経済封鎖による深刻な電力・ガソリン危機に直面し、世界に彼らの声を届けるべく、「反応」することを決めた。

自らを「タシュウィーシュ」（電波妨害）(http://www.youtube.com/user/Tashweshgaza) の名で呼ぶグループは、「インターネットにおけるアラビア語コンテンツの支援と、敢えて批判的な目でパレスチナとアラブの社会に関係する話題に焦点を当てること」に取り組んでいる。そして、自ら説明している通り、ユーチューブの自身のアカウント上で、俳優のジャン＝クロード・ヴァン・ダム氏が出演するボルボ社の新しいCM (http://www.youtube.com/watch?v=M7FIvfx5J10) のパロディ動画を公開した。

CMに似せて作られたその動画 (http://youtu.be/a5LuoVzNCXM) は、ガザ地区で半ば失われた電力・ガソリンの問題をBGMの「only time」に乗せてドラマチックな印象と共に強調している。

同グループは、ビデオはこれまで（6日）におよそ3000人の視聴者を得、また、フェイスブック上のパレスチナとアラブのページにおいて広く拡散されたと述べた。

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（ 翻訳者:田村颯 ）
（ 記事ID:32221 )