■ウォール・ストリート・ジャーナル：エジプト国民はスィースィーが「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補から外されたことに怒り

【ワシントン：各国通信社】

ウォール・ストリート・ジャーナルの調査によれば、多くのエジプト国民がエジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー国防相が米タイム誌の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の候補者から外されたことに憤慨している。

同米紙（WSJ）は昨日（12日）の記事の中で、タイム誌が行ったウェブサイト上での読者アンケートによれば、スィースィーがトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン首相を上回る多くの支持を集めていたと報じた。同紙は、タイム誌の編集部がスィースィーを企画の立候補者から外したことがエジプト国民の怒りを招いたと明らかにした。彼らは、この決定は民主的な方法からの逸脱であり、エジプトにおける安定の実現に反対する、ホワイトハウスとアメリカのメディアによる陰謀の一部だと考えているのだ。ウォール・ストリート・ジャーナルは、多数のエジプトの新聞のコラム記事やツイッターでのつぶやきが、スィースィーを候補者から外したことについて、アメリカは一般市民の声を軽視していると評していると報じた。同紙はまた、リーハーム・マフムードという若い女性がツイッターでのつぶやきで次のように主張したと伝えた。「企画の結果は公平でなくスィースィー将軍こそがパーソン・オブ・ザ・イヤーである。お前は人々に投票を求めておきながらその結果を尊重しないのだから、お前の大統領、つまりアメリカのバラク・オバマ大統領と同じ嘘つきだ。」

（後略）

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（ 翻訳者:前田悠作 ）
（ 記事ID:32269 )