イラク:アルバイーン記念行事にバチカンからの使節団
2013年12月15日付 al-Hayat 紙


■イラク:イマーム・フセインのアルバイーン記念行事、バチカンからの使節団

【ナーシリーヤ:AFP】

イラクを訪問したバチカン使節団のメンバーは、イマーム・フセインのアルバイーンの儀式(フセイン殉教の四十日後の喪明けの儀礼)を祝するため、ナーシリーヤの町からカルバラと向かう徒歩での行進に参加した。

バチカン付属巡礼機関代表のモンシニョール(高位の司祭)リビリオ・アンドレアッタ氏率いる使節団のメンバーは、ナーシリーヤ(バグダッド南部)に住むシーア派巡礼者に混じって、イラクのキリスト教徒に随行され、およそ一キロの道を行進した。

数日前から、カルバラでのイマーム・フセインのアルバイーンの儀式に参加するため、イラク各地からシーア派の巡礼者の団体が次々と到着している。

バチカン使節団は土曜日、新約聖書の中でアブラハムの生誕の地と記されているイラクのジーカール県のウル遺跡の街でミサを開催していた。これは数年前の最初の訪問の時と同様である。

また、リビリオ氏はウル遺跡ジッグラト付近での演説の中で、「我々のウル遺跡への訪問が、カルバラでのイマーム・フセインのアルバイーンの儀式に参加するイラク人ムスリムたちの旅と時期的に重なった事は素晴らしい」と語った。

そして「我々はウルの街への道中で訪問者を見たが、彼らは徒歩でカルバラへ向かって進んでいた。だから我々も共に同じ歩みを続けるでしょう。」

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( 翻訳者:後藤 悠紀子 )
( 記事ID:32301 )