収賄疑惑一斉捜査、逮捕52人
2013年12月17日付 Zaman 紙


組織犯罪捜査局及び経済犯罪捜査局によってイスタンブル市を中心に行われた大規模捜査の逮捕者数が52人に達した。

今回の捜査における逮捕者の警察による取り調べが続けられているほか、市外での逮捕者についてイスタンブル市へ移送が行われていることも発表された。

イスタンブル検察庁が進める贈賄・収賄に関する今回の大規模捜査で逮捕された中には、ギュレル内務相の子息バルシュ・ギュレル、バイラクタル環境都市整備相の子息アブドゥッラー・オウズ・バイラクタル、チャーラヤン経済相の子息カアン・チャーラヤン、実業家のアリ・アーアオール、ファーティフ区のムスタファ・デミル区長、歌手エブル・ギュンデシュの夫で実業家のレザ・ゼッラブ、環境局のメフメト・アリ・カフラマン局長とサドゥク・ソイル顧問、チャーラヤン経済相の特別書記室所属のムスタファ・ベフチェト・カイナルとオヌル・カヤ、ハルク銀行のスレイマン・アスラン頭取、イスタンブル第2文化財保護地域機構のイェネ ル・チャヴダル代表、第2修繕文化財保護地域機構のラシト・センチュルク代表、イスタンブル第4文化財保護地域機構のギュンセリ・アイバイ代表、第5文化財保護地域機構に籍を置く総合住宅局職員ヤヴズ・チェリキ、元測量局長を務めた建築家のフセイン・バシュチェティン、ほか2名の公的組織監査官らが含まれていることが明らかとなった。

早朝から現在まで騒々しさが続くイスタンブル県警本部では、訪れた弁護士らが容疑者に関する情報を集めている。

また朝早くから県警本部には報道陣が数多く集まり、捜査の展開を密接に追いかけている。

逮捕者の警察による取り調べが続いている。検事局の指示で進められる今回の大規模捜査では、警察の聴取が済んだのち逮捕者は裁判所に移送されることになる。

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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:32327 )