新年に、様々な税金、手数料、そして罰金が3.93%値上げした。閣議決定によれば、新しい自動車、アルコール飲料、タバコ製品、そして携帯電話に適用される特別消費税が増税された。
新年の初日(元日)とともにかなり多くの分野に行われる値上げが発効した。改正に関する決定は、本日付の政府公報に掲載され、発効した。
これによれば、新車を購入する際に支払われる特別消費税が増税された。1600㏄以下の自動車に適用される40%の税率は45%へ、1600㏄~2000㏄の自動車に適用される80%の税率は90%へ、2000㏄以上の自動車に適用される130%の税率は145%へ上げられた。
アルコール飲料でも、最小限の固定税の額が、ビールで15%、他のアルコール飲料で10%上げられた。閣議は、タバコ製品に適用される特別消費税を増税した。これによれば、最小限の固定税が1箱につき3.22リラから3.75リラへ、固定税も1箱につき9.22クルシュから13クルシュへ引き上げられた。携帯電話に適用される1台につき100リラの税も120リラへ上げられた。
■ディーゼル重油の値上げ
ディーゼル重油の価格が、新年の初日(元日)である今日の午前0時1分から9クルシュ値上げされた。この結果、イスタンブルで1リットル4.54リラで売られているユーロディーゼルのディーゼル重油が1リットル4.63リラとなり、トルコ史上最高値まで達した。これによりディーゼル重油の価格は、4.96クルシュで売られているガソリンの価格に近づいた。トルコ国民は、燃料油の価格の5リラのうち3リラを税として国に払っている。
■税金も新年とともに値上げされた
財務省は今日から有効になる「特別消費税、印紙税、付加価値税と手数料(に関する)法」の一環で徴収される税金と固定手数料は、3.93%値上げされた。いくつかの分野の税金は、その金額と上限が上げられた。12月30日付の政府公報に掲載された税金と歳入法の発表によれば、携帯電話の最初の利用契約の際に集められる固定額の特別通信税の額が40リラへ引き上げられた。
環境清掃税も3.93%増税された。これによれば、新たに発表された「ゴミ税」は、建物がどの種類に属するかにより、2,300リラから19リラの間で変動する。住宅への環境清掃税は、水の消費量を基本単位として、1立方メートルにつき、広域市で24クルシュ、他の都市で19クルシュが適用される。
■スピード違反の罰金は172リラ
パスポートと運転免許の価格は、今日付けで値上げされた。パスポートの価格は、72リラから75リラへ、運転免許は89リラから92.5リラへ、普通預金口座は66リラから69リラへ上げられた。自動車税も新年に値上げした。これによれば、1~3年の新車で、1300㏄以下の自動車で、現在は517リラだった自動車税が、537リラへ上げられた。1301㏄~1600㏄の自動車の税は、827リラから860リラになった。4001㏄以上の自動車は、19,541リラの自動車税を払う。1年間のパスポートの手数料は、135.2リラから140.51リラになった。Bクラスの運転免許証の手数料は、346.71リラになった。信号無視の罰金は、166リラから172リラへ上げられた。飲酒運転は、初犯で727リラ、2回目は911リラの罰金を払う。スピード違反は、30%まで超えた人は172リラ、30%以上超えた人は356リラの罰金を払う。住居の賃収入のために適用される控除額は、2014年に手にする賃収入が3,300リラで、他の増加収入に関する控除額が、9,700リラと発表された。動産・不動産資産からの収入に関する申告上限は1,400リラとなった。値引き率に応じた再計算の結果としての付加価値税の返還は、2013年には、返還申請により上下しない付加価値税の額のうち、返還対象とならない部分の額が17,000リラ以下の場合に申請であったが、2014年にはその上限が17,700リラになる。
■自動車へ15%近い値上げ
新年は、自動車販売店への衝撃的な影響とともに始まった。特別消費税の増税の結果、1.6リットルの自動車の合計の税負担は3.5%上がった。50,000リラであった1.6リットルの自動車の税額は、1,700リラにのぼる。2リットルの自動車の税負担は5.5%増える。税の価格が10万リラで2リットルであった自動車は5,500リラ値上がりする。この決定の結果、1月から交換レートの上昇も価格へ反映する(自動車)ブランドは、10%を超える値上げをすることになる。いくつかの車種では、値上げ率が20%近くに達する。2月にローンの前金の制限が実施されるのとともに、この年の自動車販売数は、75万台へ減少すると予測されている。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:白尾みさき )
( 記事ID:32490 )