収賄捜査指導?のオズ検事に左遷人事
2014年01月07日付 Hurriyet 紙


HSYK(裁判官・検察官高等委員会)第3法廷が昨日、「大規模収賄」捜査を行っていた共和国主席副検事のゼケリヤ・オズ氏に取り調べを行うことを決定し、HSYK第1法廷は同日急遽オズ検事をバクルキョイ裁判所に異動させた。DHA(ドアン通信社)に行ったコメントで異動を認めたオズ検事にあてがわれ、かつてエルドアン首相が所有していた防弾装備の公用車が5か月間修理にだされており、検事の護衛車も昨日警察により回収されたことが判明した。

HSYKによってイスタンブル県共和国次席検事からバクルキョイ区共和国次席検事へと異動を異動を命じられた件についてDHAにコメントしたゼキリヤ・オズ検事は、異動の事実を認め、それ以外に話すことは何もないと語った。

■大規模贈賄賂捜査から外される

オズ検事は、彼に関する取り調べに必要な措置として前述の職に異動を命じられた。突然の異動でオズ検事は「大規模贈収賄」捜査から完全に外された。申立命令書を作成しているHSYKは、即座に人事異動にサインした。
HSYKが申立命令を明日公示することが期待されている。命令書では驚くべき決定がなされているかもしれないと明らかにされた。法務省の情報筋によるとボズダー法務相はイスタンブル警察署長のセラーミー・アルトゥノク氏とオズ検事を含めた9名の取り調べをまだ許可していないことが明らかになった。

■オズ検事、ドバイ休暇の書類をHSYKに提出

オズ検事は、ドバイで過ごした休暇の全ての経費は自身が支払ったと述べ、これに関する書類を提示するためにHSYKに申し入れをしたことを明らかにした。オズ検事はさらにこの書類を明日行う記者会見で明らかにするとした。
HSYKはイスタンブル県共和国首席検事のトゥラン・チョラックカドゥ氏は、12月17日捜査の第二の波で調査書類を取り上げられたムアッメル・アッカシュ検事、オクタイ・エルドアン検事、イスタンブル警察署長セラーミー・アルトゥノク氏とともに、オズ検事の取り調べも開始させた。
一方で、ゼケリヤ・オズ検事が使用していた、以前はエルドアン首相のものでもあった防弾装備の公用車が5か月もの間修理に出されており、護衛車も警察によって回収されたことがわかった。

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:32511 )