ヨルダン:シリア難民帰還計画に関するフォーラムの開催
2014年01月09日付 al-Hayat 紙
■ヨルダン:シリア難民の安全な帰還計画
【アンマン:ヌールマー・ナアマート】
ヨルダンにおいて「政治経済開発フォーラム」はパネルディスカッションを開催した。これは「タラール・アブー・ガザーラ会社」が行った調査に関しての議論を行い、シリア難民の安全で尊厳に留意した帰還への戦略的計画を描くものであった。また現時点で何が難民に必要とされるかも話し合われた。
フォーラム終了後には「シリア避難民の帰還支援の宣言」が発表された。また国連を含むすべての国際機関や政府機関が合意した宣言に基づいた覚書がこの会議で公表されるとの参加者の意見が採択された。またこれには、市民社会組織や国際的実業組織も含まれ、合意のなされた原則なども盛り込まれた。
ヨルダン計画省大臣イブラヒーム・サイフや西アジア経済社会委員会(ESCWA)の経済発展開発・グローバル化局長アブドゥッラー・ダルダリー、経済専門家ハーリド・ウズニー、中東教育社会変革協会代表イマーン・アブー・アター、多数の大使などが会議に参加した。
話題や対話は、調査活動計画に盛り込まれるべき原則やテーマや、現段階でシリア難民が必要としている人道的なニーズを状況の創設に焦点を合わせた。これには、生活基盤、保険、教育、治安、適切な社会・心理状況、生産的計画を通しての潜在的な難民の能力の活性化のための創造的な提案の創出が含まれる。またこれはシリア難民キャンプ内外での在地の労働力を犠牲にするのではなく、市民以外が担っている仕事や彼ら自身の奉仕に関連する仕事に焦点を当てるべきであることが議論された。
(後略)
本記事は
Asahi 中東マガジンでも紹介されています。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:谷山ひかる )
( 記事ID:32521 )