AKP所属自治体首長、教団との関係について肯定的な発言
2014年01月19日付 Radikal 紙
カラブュク県のサフランボル郡首長で公正発展党所属のネジュデット・アクソイは、党内に自分も含めて大臣にまで多数の人が教団と関係があると述べた。アクソイは、「物事がうまくいっている時はこの関係について誰も咎めない。しかし、現在の状況が変わると、この関係を理由に誰かが咎められたり、差別されるのは正しいことではないと考えている」と述べた。
首長のアクソイは、記者を集めて行った会見で質問に答えた。市長は、ある新聞記者が約3、4カ月前にアメリカへ渡りフェトゥフッラー・ギュレンを訪問したことに触れ、政治の世界に入る前に兄弟が教団と関係があったこと、市長になってからもこの関係が続いていたと述べた。兄弟は10から15年にわたり教団と関係があり、深いつながりがあるとし、自身も数カ月前にアメリカでギュレンに会い、さらにそこには何人かの新聞記者もいたと述べた。サフランボルで公正発展党の候補者候補であるアクソイ氏は次のように話した。
「公正発展党内で政治に携わる多くの仲間の大臣までも教団の属する友人たちと深い関係がある。物事がうまくいっている時はこの関係を誰も咎めない。しかし、現在の状況が変わると、この関係を理由に誰かが咎められたり、差別されるのは正しいことではないと考えている。私は地元でこの差別の中に入らないようにすることが必要だと考えている。あの関係者たちと将来再び一緒に過ごすことになるだろう。皆でトルコがもつこの大きな活力を再び取り戻そう。なので、私は地元でこのような差別が生じるのをあまり認められない。差別が起こらないように全力を尽くしている。私たちは一致協力しなければならない。地元で私たち皆は一体でなければならない。」
■アンタルヤで抗議の離党
今回アンタルヤのドゥシュメアルトゥ市長で公正発展党所属のヌレッティン・トゥルスンが再び候補者になることに抗議した候補者のハサン・アカルンは離党した。公正発展党がドシュメアルトゥでトゥルスンを指名したことに対する抗議として、昨日最初に公正発展党所属のアンタルヤ市議会議員ザフェル・ヨリュクが、離党した。今日もドゥシュメアルトゥ市長の候補者で前イェシルバユル市長ハサン・アカルンが離党した。アカルンは離党の際に、地方選挙に向けていかなる態度をとるか今週中に行う記者会見で明らかにすると述べた。
ハサン・アカルンは、公正発展党から出馬した2009年の選挙にドゥシュメアルトゥで221票差により共和人民党の候補ヌレッテッィン・トゥルスンに敗れた。当時公正発展党の候補として公認されなかったため共和人民党の候補として出馬した市長のヌレッティン・トゥルスンは、6794票で市長に当選した。 トゥルスンは、共和人民党から選出された後、公正発展党に2010年の8月に復帰した。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:32632 )