レバノン:ハリーク地区のテロで5人の犠牲者と数十人の負傷者
2014年01月21日付 Al-Nahar紙
(撮影:ナースィル・タラーブルシスィー)
(撮影:ナースィル・タラーブルシスィー)

■ ハリーク地区の爆発で5人の犠牲者と数十人の負傷者

【本紙、国営通信】

政治的状態が落ち着きを取り戻したかに見えたベイルートで、テロの脅威が再びその郊外を襲った。

今月2日に爆発が起きた場所から近い、ベイルートの郊外南部のハリーク地区のアリード通りで自動車爆弾が爆発、数十台の車が炎上し複数の建物が損壊、さらに5人の死者、多数の負傷者を出した。

治安当局は本紙に対して、この事件は自爆テロ実行犯によるものであったことを明らかにした。また、追加情報として、今回使用された車は、去年10月にジューニヤで盗難を受けた「クラッシー・クラッシー」の名前で登録された銀色の「KIA・スポルタージュ」で、プレートのナンバーは347527/جであった。

国営通信は今回の爆発で負傷した26名の氏名を以下の通り公表した。

(中略)

軍事裁判所の政府監督官であるサクル・サクル氏は、捜査を開始し、初期調査を進めるために、軍事警察と軍の諜報機関、科学捜査機関、刑事調査期間に対して、爆発現場検証、遺体の回収や指紋の採取と、関連する全ての証拠を集めることを求めた。

その後、軍指導部の指導局は以下のように声明を発表した。「午前11時10分頃、爆発物を積んだナンバー『429514/ج』の四輪駆動車『KIA』がハリーク地区アリードで爆発した。この車は以前から盗難届けが出されていた盗難車で、カッラース・ユースフ・カッラース氏の所有物であった。この爆発により、数名の犠牲者と多数の怪我人を出し、甚大な物的損害がもたらされた。当地域には軍が投入され、事故現場の周囲に非常線を引いた。同じく、軍警察の一部隊や、多数の専門家達が爆発現場や爆破に使用された車の近くで検出された遺体の調査を始めた。これは爆発の性格やその状況の解明に向けての証拠を得る為である」

また軍指導部は市民に、事件現場に集まらないよう呼びかけた。これは、「さらなる爆発のを避けるため」で、また「現場で作業をしている軍部隊や所轄機関が負傷者を救援し、治療のため病院に速やかに運ぶことを容易にするため」である。

また軍指導部は別の声明を発表したが、それは、ハリーク地区の現場アリード通りで爆発した「KIA」車に関する続報である。爆発現場を調査した軍専門の初期報告によると、今回の爆発は、口径120mmと130mmの計3つの迫撃爆弾によるもので、推定威力は高性能TNT15kg相当であることが判明した。また不発であった自爆ベルトが犯人の遺体の一部と共に発見された。

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(翻訳者:木戸皓平)
(記事ID:32654)