イムラル島に昨夜ディヤルバクル選出の無所属国会議員レイラ・ザナと共にアブドゥッラー・オジャランを訪問した人民民主党の副党首スッル・スュレイヤ・オンデルは、2時間半の会談の詳細を説明した。レイラ・ザナがオジャランとの会談を望んだと述べたオンデル副党首は、「オジャラン氏も問題のために会談を望んだ。両者が一堂に会し会談は実現した。定例の解決をめざす会談は続くだろう」と述べた。
会談でレイラ・ザナがアブドゥッラー・オジャランにイラクのクルド自治政府の議長マスード・バルザーニーの挨拶と礼儀正しいメッセージを送ったと述べた同副党首は、オジャランもバルザーニーへ1枚の手紙を書いたと説明した。オンデル副党首は、手紙を火曜日あるいは水曜日に手にすると述べて、「手紙を受け取ったらレイラとともにバルザーニーを訪問して、さらに、クルド国際会議の他のメンバーとアルビル、スレイマニエ、カンディルで会う予定である」と述べた。
イムラル島に15日から20日おきに通いオジャランと会談してきたと述べたオンデル副党首は、「通常この会談は、手配ができれば新たに行っていた。時には15 日、20日、1月に一回の会談を行っていた。人民民主党と平和民主党のグループの全ての議員からオジャランとの会談の要求があった。オジャラン氏からも要求があった。今回の会談はクルド国際会議と大いに関係していた」と話した。
■ザナと初めてカンディルに行く
アブドゥッラー・オジャランと初めて1991年にベカー高原で会い、その件での裁判で15年の懲役となったレイラ・ザナは、23年を経て昨日オジャランと再会した。ザナは、来週中にオジャランのメッセージを届けるために初めてカンディルに行きPKKのリーダーたちと会う。
バルザーニーとシリアの民主統一党の間に起こった緊張関係のためにここ何カ月の間、仲介役をしていたレイラ・ザナは、両者をアルビルで会談させ、共に行動していくことについて重要な役割を負った。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:32715 )