携帯電話の割賦販売終了3日前に市民らは携帯電話購入のため列を作った。割賦販売が契約販売で代替される可能性がある。
銀行調整監視機構(BDDK)が発表した「銀行クレジットカード及びクレジットカードに関する規定変更に関する規定」により2月1日からクレジットカードで行われる電気通信を対象に行われる支払分割が適応不可になる理由で毎年、前月比減となる1月の携帯電話販売が今年は増加したと報告された。
ヴァタン・コンピューターのハサン・ヴァタン社長は、BDDKの当該決定が12月末以来市場に影響を及ぼしていると述べた。
同決定通知後に業界だけなく消費者も2月1日前に同規定が覆されるであろうと期待したが、これが実現しないとなると人々は規定適用前の購買へ向かったと語ったヴァタン社長は、この事が携帯電話販売において1月の通常を超える活況を招いたと語った。
同社長は、テクノロジー製品販売において1月は通常、販売減退期であるにも関わらず、今年は携帯電話販売においてこれと逆になった事を指摘しつつ以下の様に述べた:
「1月の売買は、通常12月比で減少する。今年は、12月21日‐1月21日の期間での販売で携帯電話を除いた他製品の販売では9%減となる一方、同期の 携帯電話販売では46%増となった。ここ2週間の携帯電話販売を比較すると先週と先々週の間で35%の増加が見られた。我々は今週の携帯電話販売は一層増加すると考えている。」
携帯電話販売が、テクノロジー市場において総売り上げの約3分の1の割合を占めていることを明らかにしたヴァタン社長は、規定適用が同部門に悪影響を与えるであろうと懸念していると語った。
同社長は、携帯電話販売のテクノロジー市場における割合がここ数か月間で約35%増加したことに着目しつつ、「総売り上げの3分の1を占める販売が減少することは当然、全企業を煩わせるだろう」と述べた。
ハサン・ヴァタン社長は、同適用により携帯電話販売が無利息のクレジットカードで分割で行われる可能性がもはや皆無となったとしても、これにより割賦販売が終了するわけではないと述べた。
新期に、特にハイコストのスマートフォンが、GSM機器を通じて「電話価格が、無利息で請求書に反映され」契約付きで販売され続けることを強調したヴァタン社長は以下の様に述べた:
「この決定は人々に節約を促す目的で下されたが、現在、人々に一層多大な負債を負わせることとなっている。なぜなら1800リラの携帯電話を、人々が今日同様に現金正価を9ヶ月200リラの分割で購入できる一方、『分割したいのであれば契約付きで36ヶ月78リラの分割で2808リラ支払いなさい』と言われるようになるからだ。これが実現すれば、コストが高くなれども人々は「78リラなら支払える」と言いながら、一層安易な購入決定をするようになるだろう。これのどこが節約なのだろうか?」
この記事の原文はこちら
( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:32746 )