■アッバース大統領が出席し、パレスチナ男女300人の「合同結婚式」
【エリコ:アナトリア通信社】
ヨルダン川西岸地区のパレスチナ難民行政局(パレスチナ解放機構(PLO)の管轄)は今日(火曜日)、大統領府の後援・資金援助により、マフマド・アッバース大統領出席のもと、東エルサレムやヨルダン川西岸地区各地の難民キャンプから来たおよそ300人のパレスチナ人カップルのために合同結婚式を開催した。
またパレスチナ大統領府はそれぞれのカップルに4,000ドルを贈呈、エリコシナイの大ホテルで開催された祝祭の際、花嫁たちはパレスチナの民族衣装をまとった。
大統領府は本日の声明において、日程を定めることなしに、ヨルダン川西岸地区とガザ地区の住民のため毎年結婚式を開催すると発表した。
また式にはPLOの執行委員会の委員、、ファタハ運動の党員、県知事、立法評議会(議会)の議員、また大勢の住民も出席した。
アッバース大統領は式において「今日は、どのような基準によっても国民的な喜びの日である。しかしそれはわれわれが欲している一番大きな喜びというわけではない。われわれが欲する一番大きな喜びとは、エルサレムを首都とした独立国家を設立することである」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:川北真以 )
( 記事ID:32752 )