ディヤルバクル・リジェ郡でクルド系政党支持者間で乱闘事件
2014年01月30日付 Milliyet 紙
ディヤルバクルのリジェ地区で選挙活動中だったヒュダ―パル(HÜDA PAR)という政党と平和民主党(BDP)議員との間で乱闘が起き、16人が負傷した。
リジェ地区での選挙活動中だったヒュダ―パルとBDP議員との間に原因不明の口論が起きた。口論は最終的に2つの集団の乱闘に発展し、警官隊が衝突事件に介入した際には16人が病院へ運ばれた。けが人の病院搬送後、ヒュダ―パル側の4台の車両が、もう一方の集団によって石や棒によって破壊行為が行われ、放火が行われた。
■知事の会見が開かれる
ディヤルバクル知事代理のザフェル・エンギン氏は、「リジェでの事件で16人の負傷者が出た。2人についてはディヤルバクルに運ばれ、14人はリジェでその場で治療を受けた」と述べた。
知事代理のエンギン氏は、ヒュダ―パル一行のリジェ地区での中小業者訪問の最中に口論と乱闘が勃発し、警官隊の介入で一行がディヤルバクルに移されたと述べた。
乱闘の理由は未だ明らかになっていないが、この事件で1代の車両が燃やされたと明かしたエンギン氏は、次のように述べた。
「リジェでの事件で16人の負傷者が生じた。2人はディヤルバクルに運ばれ、14人はリジェでその場で治療を受けた。現時点では状況は安定している。リジェではどんな混乱も見られていない。しかしあるグループが地区の中心部で待機している。BDPの県代表と市長グループが説得に向けて努力している。単に多数の集団が待機している。」
エンギン氏は、事件に関する捜査が続けられていると述べた。
■BDP アイドアン氏:挑発として受け止める
一方で、今回の事件で負傷し、ディジレ大学医学部で治療を受けている1人を訪れたBDPディヤルバクル国会議員のヌルセル・アイドアン氏も、リジェでの事件である中小業者が重傷を負ったと明かした。
反対勢力も数人が投石で怪我を負っていると述べたアイドアン氏は、これを挑発と受け止めたと述べた。
ヒュダ―パル副党首でディヤルバクル市長候補者のヒュセイン・ユルマズ氏は、自身も同じ一行の車に乗っていたと述べ、「クルプ地区への帰還の際にリジェ市長候補のアブドゥルムタリプ・ユヴァ氏に市民と会わせ、中小業者と会った。彼らにパンフレットを配った。BDP関係者を含めた中小業者の99%が私たちに多いに注目 した。夜の時間帯になると私たちは活動を終了して、その地域から離れ始めた。車列の最後の3台に私たちはおり、BDPに関係しているが、党とは関係なくPKK(クルド労働者党:非合法)に通じていたYDG-H(愛国革命青年運動)のギャング達の襲撃を受けた。投石され、3台の窓ガラスが割られ、車両のいくつかの部分は破壊された。車両の中で3人が割れた窓ガラスで軽傷を負った。警察に苦情を申し立てた」と述べた。
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( 翻訳者:藤田昌弘 )
( 記事ID:32765 )