爆発の炎に包まれるガソリンスタンド(マナール・サイトから)
■ヘルメルでの「夕刻のテロ」:自爆攻撃で4名が死亡、22名が負傷
【ベイルート:本紙】
昨日(1日)の夕方、ヘルメルでレバノンが過去数カ月間さらされているテロ爆破が改めて発生した。これにより、4人が死亡、22人が負傷した。町の東側の入り口にあるガソリンスタンドで「グランド・チェロキー」車を使って自爆犯が自爆したのである。
夕刻の爆発は、15日前に自爆攻撃にさらされたヘルメル市を驚かせた。その爆発は、夕方六時ごろ、ベカーア高原の町(訳注:ヘルメル市のこと)の入り口にある慈善団体「マバッラート」に属するイーターム・ガソリンスタンドを狙って発生した。ガソリンスタンドは、孤児のための学校に通じる交差点に位置していた。レバノン軍は、現場の周辺を封鎖し、負傷者を救助するためにやってきた人々を遠ざけ、現場への立ち入りを禁止するために空砲を撃った。
目撃者は、自爆犯が運転した「グランド・チェロキー」はスタンドに突っ込み、自爆したと述べた。現場では自爆が原因で大きな火災が起き、スタンドやそこにあった車が壊れた。マバッラート慈善協会は、子供が無事であると住民をを安心させるために迅速に行動した。
ガソリンスタンドを囲む住宅も壊れ、ブトュール病院では1人が死亡、13人が負傷し、そのうち3人は重傷のやけどをしていると発表された。アースィー病院には、2名の遺体があり、数名の負傷者がいる。重度のやけどの負傷者はベイルートに輸送された。ヘルメルにいる記者たちは、4人が死亡し、爆弾の重量は20〜30キログラムであったと述べた。
(後略)
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( 翻訳者:渡真利菜々 )
( 記事ID:32789 )