イラン系女性、ドイツ社会民主党(SPD)書記長に就任
2014年01月27日付 Hamshahri 紙
【ハムシャフリー・オンライン】イラン系女性ヤーサミーン・ファヒーミーが、ドイツ社会民主党(SPD)の特別会合で、同党書記長に選出された。ファヒーミーは、88.5%の票を集めて当選した。
[ドイツの国際放送メディア]ドイチェ・ヴェレを引用したISNAによれば、[…]同党の特別会合は、アンドレア・ナーレスの後任としてファヒーミーを選出した。ナーレスが、新連立内閣発足後に労働相に就任したためである。
ヤーサミーン・ファヒーミーは46才でイラン系である。彼女はこれまで労働組合で活動し、[ドイツ北部・ニーダーザクセン州州都]ハノーファーで、有力な「鉱業・化学・エネルギー労働組合(IG BCE)」における《政治的立案》を指揮してきた。
ファヒーミーは、イラン人の父とドイツ人の母をもち、ハノーファーで生まれ、同市の大学で化学を専攻した。同組合の組合長であるMichael Vassiliadisと共同生活をしている[訳注:一部ペルシア語メディアは、「配偶者」と報じている]。
ドイチェ・ヴェレによれば、ファヒーミーはドイツ政界では知られざる存在である。しかし、ドイツ社会民主党指導部は、ふたたび、同党書記長の地位を女性に託したのである。
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( 翻訳者:8400001 )
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