低・中所得層の不可欠な基本食材であるジャガイモのキロ価格が最近ますます高騰している。関係者によれば、作付け面積の縮小を理由に収穫量が減っているジャガイモの価格が5リラ(約230円)まで上昇しそうなことに注意を引いているという。

昨年値が上がらなかったために畑に残ったジャガイモは、今年まるで「金」ほどの価値を持った。現在ブルサ農産物市場にて1キロ1.5リラ(約69円)から2.6リラで売られるジャガイモが、1キロ当たり週市やマーケットで3(約138円)～3.5リラで売られている。特にニーデ県とネヴシェヒル県によって少雨のため生産量が減ったと明かすトルコ生鮮野菜・果実生産農家及び卸売り業者協会のメフメト・チャクマン会長によると、ジャガイモのキロ価格は需要の上昇によっては5リラになる可能性もある。

■価格下がらず

価格は需要に応じて形作られると説明するチャクマン会長は「倉庫のジャガイモを消費している。作付け面積が縮小すると、需要が増え、価格も高まった。4月に新ジャガイモが出てくるまで価格は下がらない。ジャガイモのキロ価格は、高まる需要に並行して5リラになる可能性もある。イズミルでのジャガイモの収穫によって市場がやや緩和されたものの、目下生産されてないため、倉庫のジャガイモを消費しているだけだ。新ジャガイモが出てくるまで価格は上がると言えよう」と話した。

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（ 翻訳者:池田桃香 ）
（ 記事ID:32805 )