アブドゥッラー・オジャランの明るみに出たビデオカセットの2本目が、本日(7日)公開された。2回目の尋問でオジャランは「自分もPKKと戦った。政府よりもずっと一生懸命戦った」と話した。
労働者党はオジャランに関する2本目の映像を公開した。
アブドゥッラー・オジャランはテロ組織を指導したとして有罪判決を受けたPKKのリーダーであるが、15年前撮られた映像のうち、約7分に編集されたもう1本が今日メディアに配信された。労働者党のハサン・バスリー・オズベイ党首代行は、記者会見を行い、数日内にすべての映像を修正なしでメディアに配信する予定であると述べ、オジャランの弁護士らに非難されているということを述べたうえで、「全くあわててはいない。もっと非難してくれ」と話した。
映像ではオジャランは次のように語っている:
-私もPKKと戦った。政府よりも一生懸命戦った。
-ジェミル・バユクはそれほど政治的ではない。彼らは恐るべき人間だ。
-シリアは代替案を見つけられなかったために私に強要した。
-我々の中の狂った人間がどんどん血を流させた。今は私があらゆる暴力をほめ讃えるよう望んでいる。
-国家が何たるかを知らないまま、国家に刃向ってきた。
-友人らに「トルコと共に歩んでくれ」と言うつもりである。
-国家への貢献において、私は素晴らしい働きをすることができる。
-国は私に貢献するチャンスを与えてほしい、信じられないようなことが起こるだろう。
-「来てこれをしろ」といってくれ、これは私にとっての命令だ。
-国の賢い兵士のように働くつもりである
-最大の敵意が国家により私に投げかけられた
-私が貢献することに対して、褒美(階級)は求めていない
-ほとんど(90%)の活動に対して私は反対している、といえる。
-最大の愛は私にある、おそらくまた戸惑うだろうが
-私に6か月くれれば、組織を解散しよう。
-何百万人もの人々をうまく使うつもりだ。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:32865 )