パレスチナ:アーティストがUNRWAのため寄付集めに尽力
2014年02月12日付 al-Hayat 紙
■パレスチナ:パレスチナ人アーティストのムハンマド・アッサーフがUNRWAのための寄付集めに尽力
【ガザ地区:ファトヒー・サッバーフ】
パレスチナ人アーティストのムハンマド・アッサーフは、パレスチナ難民のための寄付集めに尽力していると述べ、また、ある国家とアラブ当局が彼が2014年のブラジル・ワールドカップの開会式で歌うことを妨害したとを明らかにした。
また、アッサーフは昨日、ガザ市のロータス・ホテルで行われた記者会見において、「厳しい財政危機に苦しむ国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のための寄付集めに、これまでの数ヶ月間取り組んできた」と付け加えた。
昨年6月、「アラブ・アイドル」(訳注:テレビ番組の名称)第2シーズンの受賞者となった直後にUNRWAから青年親善大使に任命されたアッサーフは、アラブや外国の当局者たちとコミュニケーションを取り、UNRWAへの財政支援を取り付けることに成功した、と述べた。なお、アッサーフはムハンマド・アッバース大統領からも親善大使に任命されている。
UNRWAのために集められた寄付の一部はシリアの首都南部に位置するヤルムーク難民キャンプのパレスチナ難民のために使われる予定であるが、アッサーフはその資金の規模を公開していない。また、アッサーフは「自分を生んだパレスチナを忘れることはない。パレスチナは私の心の中心にあり続け、私は近い将来祖国のために歌うだろう」と力強く述べた。
(後略)
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( 翻訳者:川北真以 )
( 記事ID:32934 )