捜査開始から42日、エルドアン首相の息子ビラル・エルドアンようやく証言
2014年02月15日付 Zaman 紙

トルコを揺るがした増収賄捜査の12月25日に始まった第2次捜査に関する重要な情報が明らかになった。

第2次捜査での逮捕者に名前が挙がったレジェプ・タイイプ・エルドアン首相の息子、ビラル・エルドアン氏が供述をおこなったことが分かった。ビラル・エルドアン氏の弁護士、アフメト・オゼル氏の情報によると、エルドアン氏は捜査開始から42日経った2014年2月5日水曜日に自分の弁護士たちとチャーラヤンにあるイスタンブル裁判所を訪れた。そして捜査を指揮したイスマイル・ウチャル検察官、フズリ・アイドードゥ検察官、イルファン・フィダン検察官、ムラト・チャーラク検察官に対して供述をおこなった。弁護士のオゼル氏は捜査の進展について1ページの書面で発表し、ビラル・エルドアン氏に対するあらゆる訴えが抽象的だと主張した。

この捜査はムアンメル・アッカシュ検察官が開始した。41名の名前が容疑者として挙げられたこの事件はその後アッカシュ氏の手から取り上げられた。アッカシュ氏は裁判官・検察官高等委員会(HSYK)の決定によりテキルダーに移った。アッカシュ氏の手から取り上げられた捜査はオウズハン・アタムテュルク・ ウヤル次長検事の指揮の下、イスマイル・ウチャル検察官、フズリ・アイドードゥ検察官、イルファン・フィダン検察官、ムラト・チャーラク検察官が行っている。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:32968 )