エジプト:ターバー、観光バス爆破で死傷者発生
2014年02月17日付 al-Hayat紙


■エジプト:ターバー付近での観光バス爆破で死傷者発生

【カイロ:本紙】

観光客を運んでいたバスを標的にした爆破により、韓国人観光客3名とエジプト人1名が死亡、他観光客14名が負傷した。この観光バスは、シナイ半島南部のターバーにある国境ゲート付近数メートルのところで爆破された。

前大統領ムハンマド・ムルスィーが昨年(2013年)7月3日に解任されて以降、観光客を狙うというこの種の暴力行為が起こったのは今回が初めてのことだ。これまで、武装グループは、シナイ半島で軍の兵士や警官の殺害や、各県の軍事・治安施設の爆破を精力的に行ってきた。その一方、治安が比較的安定するにつれて観光も次第に活気を取り戻してきた。例えば、ガルダカ港では昨日(16日)ロシア人観光客数千人が入国したほどだ。しかし、今回のターバーの事件は、このような状況下において発生し、2011年1月25日以降損害を被っている観光業への強烈な攻撃を体現するものとなった。

内務省が声明のなかで述べたところによれば、観光バス一台がシナイ半島のターバーの陸上国境ゲート(イスラエルのエイラートに続くゲート)にある停車場でイスラエルへの入国のために停車していたところ、バスの車両前部で爆発が起こったという。その結果、観光客2名とバスの運転手(エジプト人)が死亡し、14名が負傷した。この声明は、観光バスが韓国人観光客複数を乗せていたことと明らかにし、このバスがカイロから出発し、聖カタリナを過ぎるまでに複数回停車していたと指摘した。

(上記声明の)後になって、保健省は、死者数が4名に増え、負傷者(内数名は重体)がヌエイバとシャルムシャイフの病院に搬送されたと発表した。また重体な負傷者に関しては、救急ヘリでシャルムシェイフ国際病院に搬送されている。

事件発生時、観光バスにはカイロで乗車した韓国人を含む32人が乗客しており、聖カタリナ修道院を通ってイスラエルのエイラートへと向かう最中だった。治安筋は、爆発はバスの前方部分を大きな損壊を与えていたため、運転座席下部に爆弾が仕掛けられた結果として起こったと示唆した。この爆発による破片により乗客は死傷した。しかし、同筋は爆発物の種類を特定しなかった。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


(翻訳者:西舘康平)
(記事ID:32991)