ギュナイ元文化観光相、AKP包囲網を提案
2014年02月17日付 Radikal 紙

公正発展党(AKP)を離党したエルトゥール・ギュナイ元文化観光大臣は、共和人民党(CHP)の不満分子が民主左派党(DSP)から出馬することに対し、イズミル選出無所属国会議員として(対AKPの)共闘を呼び掛けた。

公正発展党(AKP)を離党したエルトゥール・ギュナイ元文化観光大臣は、「このような状況で、政党が自身の内部問題による候補者を巡る論争や諍いで分裂への道を開く余裕はない。現在の私たちは、入り口でのこのような論争は先送りにし、政権の投票箱に警告を与えるために、すべての選挙区でもっとも強い選択肢の中で団結して国民の警告の強さを投票でひとつにする必要がある」と述べだ。

AKPを離党したイズミル選出国会議員エルトゥール・ギュナイ元文化観光大臣は、共和人民党の不満分子が民主左派党から出馬することに反発した。ギュナイ元文化観光大臣は、政権を民主的・法治国家に引き戻すために、投票箱で警告する必要があることを強調し、以下のように共闘を呼び掛けた。

「トルコは2013年に重要な進展があった。5月から6月にかけてイスタンブルで始まった抗議活動に関し、政権は民主主義について信じられないほど鈍感な反応を示した。この二か月間で、国家の法の支配及び行政について深刻な問題が起きている。その中で私たちが身をおいているプロセスは、私たち皆を、民主主義と法の支配する国家を苦心し優先させて守る義務と対峙させている。地方選挙へもこの論争の影が見られる。このような状況で、政党が自身の内部問題による候補者を巡る論争や諍いで分裂への道を開くほどの余裕はない。現在の私たちは、入り口でのこのような論争は先送りにし、政権の投票箱に警告を与えるために、すべての選挙区でもっとも強い選択肢の中で団結して国民の警告の強さを投票でひとつにする必要がある。このような警告は野党にとって勝利することよりも、より政権を法の枠組みの中へ引き戻す点で、非常に有益で必要なものである。すべての国民に、来る地方選挙において個人的、集団的、政党的違いを越えて、民主的で法が支配する国家を守るために、このような共闘を呼び掛けたいと思います。」

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:33003 )