■スィースィー氏が露軍事代表団と会談、一方で米代表団とも会談
エジプトの国防相アブドゥルファッターフ・スィースィー元帥は、マイク・ロジャース情報委員長率いる米議会代表団との会談の数時間後、空軍司令官ヴィクトル・ボンダレフ将軍を代表とする露軍事代表団と会談した。エジプト高官によると、露軍事代表団は昨日(18日)、カイロでスィースィー氏を含む軍高官らと会談を行い、そこでは「特に先週のスィースィー氏のモスクワへの歴史的訪問をうけて、空軍に関わる協力関係強化方法」について議論された。この訪問により「数件の協定が両国間で結ばれたが、その中には露の軍事戦闘機の入手に関するものも含まれる」。
同高官は本紙に対し、露代表団の訪問により「最近、モスクワにおいて両者間で合意されたことが実行される運びとなった」と述べるとともに「共同合意により、露の新兵器に対するエジプト軍要員の訓練のための特定のタイミングを設定するため、さらなる訪問を必要とする」と指摘した。また同高官は「スィースィー氏のモスクワ訪問では、事業のための共同の手順への理解や、来るべき段階での両国間の協力などが議論された」と指摘した。
これと同時に、昨日米議会代表団は、スィースィー氏との会談のためのカイロ訪問を開始している。 代表団は、アドリー・マンスール暫定大統領とハーズィム・ビブラーウィー首相と会談することが予想される。またエジプト外務省は、米代表団のエジプト高官との会談は「二国間関係および多くの重要な地域・国際問題に関する協議の実行を目標とする」と発表した。
(後略)
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( 翻訳者:綱川晴美 )
( 記事ID:33014 )