サウジアラビア:サルマーン皇太子は日本政府との関係発展への関心を強調
2014年02月20日付 al-Hayat 紙


■サウジアラビア:サルマーン皇太子は日本政府との関係発展への関心を強調

【東京:本紙】

日本の明仁天皇は昨日(19日)、東京の皇居にサウジアラビア副首相兼国防相のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ皇太子を迎えた。天皇は皇太子を歓迎して午餐会を開催し、サウジアラビア代表団のメンバーと日本の高官らが出席した。

その後サルマーン皇太子は日本の安倍晋三首相と会談し、共に両国関係と地域問題および共通の関心事について協議した。皇太子はアブドゥッラー・ビン・アブドゥルアズィーズ国王が二国間の協力関係の深化に強い関心を寄せていることを強調し「両国および両国民間の歴史的戦略的な協力関係の強さ」を力説した。

サルマーン皇太子は皇太子の日本訪問が両国間の強い歴史的関係の枠組みの中で行われ、二国間レベルの関係の様相発展および成長を目標とする国王の指示を実行するものであり、共通の利益を強め、両国民の期待に応えるためのものだと強調した。

サウジアラビアは両国の利益のため、地域および国際レベルで共通の関心を持つ問題の協議および調整を継続し、地域的および国際的な治安と平和の維持において両国の役割を強化することに改めて熱心な意欲を見せた。またサルマーン皇太子はサウジアラビアの開発プログラム実施における日本の役割と貢献、日本の大学や研究所でのサウジアラビア人学生の受け入れを称賛した。

明仁天皇は昨日、サルマーン皇太子を歓迎して午餐会を開催し、日本の皇太子やサウジアラビアの皇太子府長官兼特別顧問のムハンマド・ビン・サルマーン王子、そして随行のサウジアラビア代表団のメンバーが出席した。日本からは安倍晋三首相、岸田文雄外務大臣、そして多くの高官が出席した。

(後略)



本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介されています。

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( 翻訳者:佐藤早於里 )
( 記事ID:33032 )